県内の教育関係者、企業の経営者や人事担当者などを対象とした、
ウェルビーイング向上ワークショップ「ウェルビーイングのはじめかた」の第2回目を開催しました。
まず、第1回目で学んだウェルビーイングを高める方法をどのように実践したか、その結果どのような変化があったかをグループ内で報告し合うことからスタート。
みなさん、この一か月の間に様々な方法に挑戦されたようです。
会場のあちこちから「それいいね」「面白い方法ですね」といった声が聞こえてきました。
今回のテーマは「ウェルビーイングを高める相互理解とは?」です。
組織でのウェルビーイングを向上するためには、関係の質を高めることがスタートのことです。
そのために、信頼関係を構築する3つのステップについて詳しく説明がありました。
また、より早期に円滑な対人関係を築くための方法論であるソーシャル・スタイルを通じた、より良いコミュニケーション方法についても学びを深めました。
なお、ウェルビーイングな組織を実現するためには、
(1)トップから組織の風土を変えようと取り組みを始める
(2)自身のウェルビーイングに気を付ける
(3)メンバーと対話の時間をとる
が重要であるとのことです。
今回は組織内でのウェルビーイング向上の参考となる事例を学びました。
参加者のみなさんがそれぞれの環境・所属先に合った方法で実践してくださることを期待しています。
【参加者の声(アンケート抜粋)】
・ソーシャル・スタイルにあわせた声の掛け方や対応の仕方で、コミュニケーションがより高まる可能性を学んだ。これからのコミュニケーションに取り入れていきたい。
・理論に基づいた信頼関係構築のステップや相互理解を深めるソーシャル・スタイルなど、どの内容もすぐに実践につなげられる気がした。早速取り組んでいきたい。
・自分の価値観、特長を知り、相手の価値感、特長を理解し、コミュニケーションをとることが信頼関係の構築に重要であることがよく分かった。
・ソーシャル・スタイルによる特性や対応方法について学んだことにより、円滑な人間関係を築くことができそうと感じた。
・より良い人間関係を築くことには、相手を理解した上での対話と関係が深いことがよく分かった。
・1回目よりウェルビーイングが高まった。ウェルビーイングとは自分で高めていくことと実感ができた。