子どもたちと関わる保育者の方々のウェルビーイングが向上し仕事へのやりがい・意欲が高まることで、
子どもたちのウェルビーイングが育まれこれからの人生を豊かにする第一歩となります。
そこで今回、教育・保育現場でのウェルビーイングの取組を支援されている前野マドカ氏を講師に迎え、
保育者と子ども双方のウェルビーイングを向上する取組に関するオンラインセミナーを開催しました。
前野氏からはまず、幼稚園・保育園は、子どもたちが初めて社会性を学ぶ非常に重要な場所であり、
携わられている先生方ご自身が幸せであることが重要だと受講者に伝えられてからセミナーがスタート。
「ウェルビーイング」という言葉が、「第4期教育振興基本計画」や「こども大綱」、
「乳幼児期までの子どもの育ちに係る基本的なビジョン」に取り入れられたことにも触れられ、
幼児期こそが生涯にわたるウェルビーイングの向上にとって最重要だと説かれました。
セミナーは、
1 ウェルビーイングの基礎
2 企業でのウェルビーイングなリーダーシップの事例
3 幸せなコミュニケーションと幸せなマネジメント
の3点を柱に構成されています。
心を良い状態にするために大切である「幸せの4つの因子」や、
職場内での声掛けのコツ、リーダーのファシリテーションの心がけ、毎日できるアクション、など
具体的な方法もご指導いただきました。
最後に受講生に向けて、
チームや職場のウェルビーイングを考える前にまず、
自分のウェルビーイングを考え、整えることを意識しなくてはならない。
そのためには自分を労わりながら、周りの方と向き合ってほしい。
大人も子どもと対等に幸せであってほしい、とメッセージを送られました。
詳細は動画をご覧ください。